出血をして手術をした人は大抵の場合綺麗に取りきれていますが、出血前に発見して摘出手術を受ける場合綺麗に取りきれず残る場合があり、その場合は破裂する可能性は大きいそうです。
静脈側で血流を止めても意味がないので動脈側で遮断しますが、未破裂の場合遮断したことによっての影響だとか、どっから遮断するかによっては、破裂の可能性が残ります。
人によって形は様々ですが、動脈1本と静脈1本がつながっている訳ではないので手術も大変な手術になります。
大概の人は複数の血管がつながっています。
私みたいに破裂してしまってから手術によって取り除くのは医師も気が楽に摘出出来ますが、まだ破裂していない場合はどこを遮断したらどのような障害が出るか探りながらの手術になるので完全に摘出は難しくなります。
脳動静脈奇形は先天性
脳動静脈奇形は先天性で生まれつき持って生まれてきて、成長過程で複雑になったりしますが、成長過程で出来る場合もまれにあるそうですが、成長過程の途中で動脈と静脈がつながるってあまり考えづらいです。
若くして脳出血をおこす場合は対外脳動静脈奇形が原因です。
私の場合は頭痛がしたりして予兆がありましたが、前兆みたいなものがない人がほとんどらしいです。
こればっかりは頭の写真を撮らないことにはわからないことで普段の健康診断では絶対に見つけることがありません。
脳動静脈奇形は破裂する前に見つけて
中々見つけるのもやっかいな物ですがちょっとでも頭痛がしたら、頭の写真を撮って医師に奇形がないか聞いてみるのも良いです。
破裂しちゃったら身体障害者間違いありません。
私と同じ時期に入院して来た人も1才年上の破裂する前の人で手術も成功して何事もなく退院して行きました。
破裂する前に見つかっても手術は個人差もありますが、大変な場合もあることだけ覚えてください。
どんな医師にも無理な手術があり、破裂の可能性を残したまま生きて行かないといけませんが医師が悪いのではありません。
複数の動脈がつながっているときは手術が難しいです。
今やカテーテルの手術やガンマナイフなどすぐれた機能が出てきましたし、めまぐるしい医学の進歩ですが私が学生のころにCTが出来て輪切りに写真が撮れるって大騒ぎだったのですから、医学の発展は素晴らしく発達しています。
生まれつき持っている頭の爆弾ですから破裂したら生きるか死ぬかで生きていても身体障害者で間違えないと思います。
大きさとか場所にもよりますが後遺症の残る可能性は大きいです。
脳動静脈奇形は破裂してしまったら終わりなので破裂する前に見つけるようにしてください。
少しでも頭痛がしたり変だな~と感じたら医師の診断を仰ぎましょう。
1度頭の写真を撮って奇形がないことが分かれば安心して過ごせますから・・・