一概に脳出血と言っても出血する場所でも呼び方も違うし、出血をおこす原因も様々。
脳出血の原因
脳出血の原因は様々で動脈硬化、動脈瘤、脳腫瘍、硬膜下血腫、脳動静脈奇形などたくさんの種類があります。
動脈硬化以外は前兆があり頭痛がしたり、ろれつが回らなかったりと、これもまた症状が色々です。
私にあった脳動静脈奇形は頭痛だけでしたが、動脈瘤や脳腫瘍は段々成長しますので脳に障害をあたえます。
硬膜下血腫もくも膜と硬膜の間で出血していますので段々脳が押されて障害を起こします。
脳出血の原因はたくさんあり過ぎです。
ただこれも原因トップが動脈硬化で、生活習慣病です。
脳出血の場所
脳出血も出血する場所によって名前が違ってきます。
くも膜の下で出血したらくも膜下出血でくも膜と硬膜の間で出血すると硬膜下血腫で小脳で出血すると小脳出血で脳の中で出血すること全部ひっくるめて脳出血と言います。
脳出血と脳内出血は=で同じです。
その中の区別でくも膜下出血や硬膜下血腫、小脳出血と色々区別されています。
原因がどうであれくも膜の下で出血するとくも膜下出血といいます。
多いのが動脈瘤でくも膜の下を通る血管に出来ることが多いから、くも膜下出血=動脈瘤で覚えている人も多いでしょう。
脳出血の後遺症
後遺症は場所や出血の量などで全く違います。
私は1リットル出血しましたが体は全部の部分が動きますが、リハビリに来ている人はったった45ccで半身麻痺です。
手は殆ど動きません。
一概に脳出血と言っても場所によって全く後遺症は違います。
脳梗塞も脳出血もひっくるめて脳卒中と言いますが、場所によって後遺症は全く違います。
脳梗塞や脳出血はみな同じ物だと考えている人が多すぎです。
全く場所によっては後遺症が残らない人もいます。
前頭葉と呼ばれる脳の前部分ですがそこが脳出血などで壊れても後遺症は残らないのがほとんどです。
動脈硬化系の脳出血や脳梗塞は繰り返しやすいです。
西城秀樹さんがいい例です。
1度目は場所が良かったので後遺症はさほどありませんでしたが、2度目は場所が悪かったのか重たい後遺症が残っています。
脳出血の手術をしないで自然に出血が止まり出血した血も分散されても、大変な後遺症が残った人もいます。
脳出血の検査
動脈硬化の検査については別の記事に記載しましたが、他の検査はMRIやMRAなどで破裂する前に検査が出来ます。
動脈硬化は症状が出づらいですが他は脳が押されたりで症状が出やすいです。
検査方法で違いますが、まずはMRIだそうです。
それで異常が見つかればCTやMRAでの検査だそうです。
症状があると健康保険も適用されますし費用も助かります。
でも何事もないに越したことはありません。
破裂する前にわかって手術で取り除くと後遺症は残らず退院して行けます。
動脈硬化以外は生活習慣病では無いのでどうしようもありません。
私も破裂するまでわかりませんでしたし、が、頭痛はしていましたがたまーにですが・・・
動脈硬化以外は何かしら症状があるので検査は大事です。
私みたいに身体障害者になったらおしまいです。
人生計画もあったもんじゃありません。