脳梗塞と言っても2種類の原因があって1つ目が血管がダメで詰まるものと、2つ目が血の塊(血栓)が作られ移動して脳の血管で詰まるものです。
共通して予防する方法は血液をサラサラにすることです。
血管の仕組み
脳梗塞の原因で1つ目が血管がダメになるのもで、血管には動脈と静脈がありますが、動脈は新鮮な酸素など体に必要な栄養を血液で運ぶ大事な血管です。
肺で酸素を取り込んでポンプ代わりの心臓で体中に送られて体は新鮮な血液が常時送られてきて健康でいられます。
体に不要になった物を運ぶ血管が静脈で体中から不要になったのものを運んでくれて腎臓でろ過されて再び綺麗な血に戻ります。
このように血管は目に見えないところで大事な役目をしています。
その血管にコレステロールや脂肪などが原因でプラークと言われる不要物がたまると動脈硬化になります。
もしあなたが脳出血で血液サラサラにする薬を飲んでいたら原因が動脈硬化だって事です。
脳出血にも種類がりますが血液サラサラの薬を飲むのは動脈硬化が原因の脳出血って事です。
脳出血なのに血液サラサラの薬は逆効果の用に思えますが、原因が動脈硬化の場合血液サラサラの薬を飲まないと今度は脳梗塞になる危険性があります。
やはり脳出血なのに血液サラサラの薬を飲むのは抵抗あるかもしれませんが、脳梗塞の可能性もあるって事です。動脈硬化が原因の脳出血は脳梗塞にもなりやすいって事です。どちらの脳梗塞や脳出血も恐ろしいですが動脈硬化が1番恐ろしいって事です。
脳梗塞の原因のトップ動脈硬化
動脈と静脈の話をしましたが、動脈硬化は動脈にしか出来なくて静脈には出来ません。
静脈には出来ずに動脈にしか出来ないので動脈硬化と言われています。
動脈硬化は血管の壁に出来て内側の血管壁が薄いために内側に広がり血管が狭くなって脳梗塞の原因になっています。
もちろん外側にも膨らみますが壁の厚さが違う為内側の方が膨らみやすくそこがただコブみたいになるだけではなくて、動脈硬化ですから硬化=血管が硬くなるって事で血圧が上がり脳出血の原因にもなっています。
痛みも感じないので自分がどれだけ動脈硬化が進んでいるのかがわかりません。
ただ年を取るとそれなりに動脈硬化は進み脳梗塞になる確率が増えてきます。
いくら動脈硬化が原因で脳梗塞になっても詰まった場所によって後遺症は違います。
仕事帰りにお酒を飲みながら揚げ物を食べているお父さんは危険です。
もうすでに脳梗塞になっているかも知れません。ただ後遺症が出ていない場所が詰まっただけで今度は違う場所が詰まる可能性が考えられます。
動脈硬化とは血管全体が成っているので、どこの血管で検査しても分かります。
詰まるのはどこでも起きますが障害が出るのが脳と心臓だけです。
他のところで起きても障害は残ったりしません。自然に治るか治療して治ります。
心臓も心筋梗塞になると死ぬか生きるかのどちらかしかなく、心臓が止まっている時間により死ぬかぎりぎり助かった場合でも脳に酸素が行かなくて後遺症が残ったりしますが、あまり心筋梗塞で障害が残ったとか聞きません。
一番後遺症が残りやすいのが脳で詰まった場合でそれも場所によって後遺症の頻度は違ってきます。前頭葉とよばれる脳の前の方は比較的後遺症の残らない場所で、自分でも気づかない場合があります。
1度の脳梗塞で大変な後遺症が残る人と全く残らない人が居ますが、後遺症がなく自覚症状がない人はいつか後遺症の残る身体障害者になるでしょう。
今何ともないから大丈夫なんて甘く考えてたら明日なるかも知れません。
脳梗塞の原因心房細動
心房細動とは心臓で血栓が出来て脳に血栓が運ばれ詰まる脳梗塞です。
有名人では元総理大臣の小渕さんや元プロ野球選手、監督の長嶋さんが有名です。
これも繰り返しやすいですが、血栓が出来ないように薬を処方されます。
この場合も他の場所で詰まる事も考えられますが、動脈硬化同様に脳以外は後遺症が残りません。
心臓で作られた血栓が脳に飛ぶわけですから考えづらいものもありますが、実際にある病気なので受け止めるしかありません。
一人暮らしの人はより気づきにくく病院で24時間心電図など付けると不整脈が発見されて心房細動かどうかがわかりやすくなります。
心臓なのに脳神経外科で検査を受けて医師に言われたことを守っていれば大概は大丈夫でしょう。
脳梗塞にならない為の予防
普段から血圧を測ることが大事ですが、「高いんじゃないかな~」って思った時しか測らないのは最悪で測らないのと一緒です。
測る時は朝と晩、朝は起きてすぐと晩は寝る前に測りましょう。
それより大切なのは食生活ですが、薬を飲んでいない人は、納豆に含まれる納豆キナーゼという物が血液をサラサラにしてくれるそうですし、他にも玉ねぎを水にさらしてすぐ生で食べるのが良いみたいです。
それから動脈硬化を引き起こす食生活はやめましょう。コレステロール一杯の食べモノとか脂っこい食べモノとか頻繁に食べるのはよくありません。
食べたいと思った時は体が欲しがっているんだって自分勝手な解釈をしていると大変なことになります。
動脈硬化は1度なると元には戻りません。
この間テレビで血管を若がえさせる体操ってしてましたが決して動脈硬化は治りません。
それ以上進行しないようにとどめるだけです。だから毎日の食生活が大事なのです。
話は変わりますが、昔ジャンクスポーツってテレビ番組ありましたがその番組内で血液世界ドロドロ選手権ってやってましたが初代1位が元バレーボール選手の大林基子さんでした。他には花田勝とか角田信朗など出ていましたが彼らは血液サラサラでした。
やせているとか体格が良いとか関係なく大林基子さんも元バレーボールの選手ですから、体は人一倍動かしていたはずなのに選手を離れてそんなに何年も経っていないのに血液ドロドロですから、これで動脈硬化なら間違えなく脳梗塞です。
普段から血液をサラサラにするものを食べることです。
薬を飲んでいる人は食べ合わせってあるので医師に相談しましょう。